
当店も今年でオープンから6年を迎えます。
おかげさまでSNSや検索や口コミ
様々な経路から当店を知っていただけることが増えました。
靴磨きが初めてのお客様も多くなり
お客様からメニューの違いについてお問い合わせをいただきます。
そこで改めて、当店の靴磨きメニューのお話をしよう、と
今回こちらの記事を作成するに至りました。
よくよく考えれば、靴磨きのシステム、よくわからないですよね。
ホントすみません。
各メニューに飛べるように目次を設定しております。
当店で基準となるメニュー
シューケアの基本は
①汚れ落とし(表面の汚れや古いクリーム)
②保革
③補色・艶出し
から成ります。
Standardコースは、上記の工程を行うメニューです。

上記画像が施術例です。
①古いクリームや表面に残る埃やスレによる汚れを落とし
新しい油分が入るベースを作ります。
この時にロウ分や汚れが残っていると
適切に油分が入らないため、しっかりと落とします。
②保革を行い、革に柔軟性を与えていきます。
繊維がほぐれることにより、この際に柔らかさと
裂けや割れの防止を行うことができます。
③補色と艶出しを行います。
一番見た目に変化を与えられるのがこちらの工程です。
画像のつま先部分や全体的な色抜けは
色付きのクリームで補色を行います。
革の状態や素材の仕上げによって
色付き具合も変わるため
ご依頼の際に改めてご説明いたします。
最後にご依頼品によって少量のワックスを使用し
つま先やかかと、場合によっては全体に塗布し
ブラシや布で仕上げます。
光沢に立体感が生まれ
自然でありながらも、上品な艶感を演出いたします。
ワックスが革表面に蓋をしてしまい
乾燥を招く、と表現されることが散見されますが
塗布量と塗布の方法の問題ですので
当店でご依頼いただける際はお気になさらず、ご安心くださいませ。

最近ご依頼が多いスニーカーケアのご依頼。
画像のようなツヤ革のスニーカーの場合は
Standardメニューで行います。
ソールの汚れ落としにお時間がかかってしまうため
基本的にはお預かりでのみご対応しております。
素材や状態によってはクリーニングでのご対応となりますので
お預かりの際にご相談させてください。
上記の画像の状態程度であれば、Standardメニューの範疇でご対応可能です。
靴磨き屋さんの中でも珍しいメニュー。
“艶出し”と表現しておりますが
工程は少し複雑です。
Standardメニューで行った
①汚れ落とし
②保革
③補色・艶出し
の工程を踏まえた後に
つま先やかかと等、芯材の入っている箇所(硬くなっている箇所)や
光沢をもう少し出したい箇所に
ワックスを重ねていきます。
ワックスの重ね方とネル布での磨きの際に
革の毛穴の凹凸部分の半分をワックスで埋めて
毛穴は残るけれども、光沢は出す…という
言葉にすると少しややこしい仕上げです。

Glacage(鏡面仕上げ)との大きな違いは
光沢の目的とそれによるワックスの塗布量です。
光沢の最大値を出していくのがGlacageメニューだとすると
Shineメニューはその中央値を狙う仕上がりです。
実際に光沢のある靴を履く場合、どのようなシーンで
そしてどのようなスタイリングで合わせるのかを考えます。
Shineメニューは通常のビジネスシーンに於いてや
オフの日のカジュアルなスタイリングにも合わせやすい仕上がりです。
また、ワックスを塗布することにより
咄嗟の傷をある程度防ぐ効果もあり
アフターメンテナンスもしやすく、ブラッシングで軽い傷やスレを消すことも可能です。
実用性と見た目の光沢の満足度も高い点が、Shineメニューの特徴です。
GlayageKYOTOとしても、靴磨き屋さんとしても
真骨頂ともいえる鏡面磨き。
最上級の輝きを求められている方には
こちらの仕上げがおすすめです。
Standardメニューで行った
①汚れ落とし
②保革
③補色・艶出し
に加えて、つま先やかかと等
芯材の入っている箇所(硬くなっている箇所)の革の毛穴の凹凸を埋め
正に”鏡”のような光沢になるように磨きあげます。

Glacageはフランス語で製菓用語の糖衣掛けを意味します。
ケーキやムースのような艶やかで
ブラウンの靴なら美味しそうなチョコレートのような見栄えになります。
当店で大事にしているのが、透明感。
本来、糖衣掛けを行うときはゼラチンを使ってぷるんとした表面にさせるそうです。
Glacageというメニューの名の通り
奥行きが見えるような透明感と、うるっとした光沢を目指して
磨かせていただいております。
エナメルとの大きな違いはその透明感にあるとも考えております。
光沢が最上級、ということもあり
靴磨きを普段から行われている方や
元々鏡面磨きがお好きな方はお好みで選択していただいて良いのですが
靴磨きが初めての方や馴染みの無い方は
実際に履くシーンや目的によって使い分けていただけると良いです。
例えば結婚式やお祝いの席、華やかな場
プレゼンの場や何か気合いを入れたい時等
普段とは違う盤面の際にご依頼いただけると
気分も靴も、パッと明るくなるかな、と考えております。
お預かり専用のメニューです。
毛羽の改善と補色、保革・防水ケアを行います。
その場仕上げは物理的時間がかかるという点と
スプレーを使用する点から、お断りしております。

メンテナンスの一例ですが
こちらに関しては水洗いによるクリーニングも同時に行なっております。
触るとガサガサしている毛羽もや潰れてしまっている部分も、シルキーな肌触りになるよう
じっくりと時間をかけてメンテナンスを行います。
毛羽の改善を行った後に補色と防水ケアを行い、仕上げます。
退色してしまった色も、上記画像のように改善が見込めます。
色合いによっては対応できないものもございますので
その際は別途リカラーとして承っております。
スエードはきちんとケアをしていれば
その特性から撥水効果が生まれます。
雨の日にも着用可能なので
オールシーズンおすすめの素材です。
靴磨きや革靴がお好きな方ならご存知かもしれませんが
革靴を履く前に行う
プレメンテナンスというケアがございます。
新品の革靴は、その靴が作られてから販売店に届くまで
そして皆様のお手元に渡るまで
どれぐらいの期間が経っているか厳密には分かりません。
新品だからといって、油分がしっかりと入っているかも分からないのです。
見た目は艶があっても乾燥している可能性もあるので
安心して履ける状態にする、というのがプレメンテナンスです。

適切な油分が行き届くことにより
革の繊維がほぐれ、最初から柔軟性がある状態で履いていただけるという点と
履きジワが綺麗に入りやすくなるという点もございます。
仕上がりの光沢バランスは、Standard、Shine、Glacageからお選びいただいております。
プレメンテナンスというメニューは特別設けておりませんので
ご来店いただいた際にご相談くださいませ。
基本的なメニューを今回ご説明いたしましたが
その他傷補修や色補修、染め替え等
修理全般もご相談を承っております。
気兼ねなく、ご来店・ご連絡くださいませ!
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