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オーダー製品の話:カバーオール

2025/06/24

シャツ・トラウザーズ編 ジャケット編

着用したいジャケットを作りたかった

オーダーを始めた時は
シャツとトラウザーズのみでしたが
その後、こんな形のジャケットを着用したい。
これ絶対02モデルと相性良いやろな..というイメージしていたものがありました。
店頭でネクタイすることがあまり無い。
でもスーツの服地でジャケットが作りたい。
02とセットアップで着用したい。
なんだかGlayage KYOTOらしいなって思ってもらえるようなジャケット。
サンプル作成から試行錯誤の後に誕生したジャケットです。


Jacket: Coverall ¥70,000+tax~

形容出来なかった結果、カバーオールという名前に

そもそも、カバーオールというか
ユーティリティジャケットのような
レイルロードジャケットのような…これ、という形を指せなかったので
分かりやすくカバーオール、という名前にしました。
結果的にはヴィンテージUSMCジャケットのサイズのみをベースに
型紙から作成し、オリジナルのカバーオールを制作しました。
当初はそのままサンプリングをして作ろうとしたのですが
実際仕上がってきたサンプルを見ると…何か違う。
リプロダクト品を否定する気は全くなく、特にインテリアの業界では
手が出せる価格で提供されているリプロダクト品は重宝されてもいます。
ただ、自分の店舗で提案しようとした時に何か違うと感じた違和感は
わざわざサンプリングしてまで自分のお店で提案する製品ではない、という点でした。
Glayage KYOTOらしいなって思えるポイントは、リプロダクトではなかったんです。

ありそうで、無い..いや、多分ホントに無いと思う。

そこで、寸法はある程度近いものにして
大幅にディテール変更を行いました。
というか別物です。


袖口の仕様は、仕事柄腕捲りをすることも多いので
カフス巾は捲っても腕でとまるぐらいの巾にしたかったんです。
袖巾自体はリラックスした一枚袖で、そのままだとカフス巾にも干渉してしまうので
袖口にかけてタックを入れ、所謂シャツ袖のような仕様にしました。
腰ポケットは少し小ぶりで底は角丸。柔らかくスマートな印象を目指しました。
襟は逆にシャツのような仕様ではなく、カバーオールにあるようなボタンを留めても空間の出るようなつくり。
そして胸ポケット。パッチポケットではなく、片玉縁のポケットです。
チノーズのヒップポケットに採用されていたりする仕様なのですが
自分が着たいな、と思った時に胸ポケットがパッチポケットだと
どうにも琴線が触れなくって、かといってジャケットに用いられる箱ポケットだと
途端にバランスも崩れ、やってやった感が出てしまいます。
でもポケットが欲しい。たまにチーフなんか挿してみたい。
そんな時に片玉縁です。
あの時買えなかった41カーキのヒップポケットのあの仕様。
胸に入れました。
色々なセオリーもあるかもしれませんが
それを一旦取っ払った結果、Glayage KYOTOらしいカバーオールが仕上がりました。

こちらはパターンオーダーというよりかは、ほぼ受注生産に近いです。
ガサっと着用するという部分と、ディテール変更によるバランスを崩さないために
体型補正やディテールの変更は受け付けておりません。
寸法を決めて生地を選定していただいております。
生地はどの生地でもオススメですが
コットンよりもウールの方が、より楽しんでいただけそう。

こちらも着用サンプルではなく、ゲージサンプルでご用意しております。
ぜひセットアップでも!!

また長く書いてしまったので
新作のジャケットは次回に。

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